オンライン動画講座開設の5つのポイント
オンライン動画講座をインターネットで配信することには、講座を開設する人にも、そして講座を受講する人にとっても、
- 時と場所を選ばずに講座を提供できる、
- 受講期間を自由に設定できる、
など、いくつかのメリットがあります。
特に遠方にお客様を持っておられる方に正しいノウハウをお届けしなくてはならない方にとって、ご自分のノウハウを動画コンテンツ化し、いつでもその情報にアクセスできるようにしておくことは、ご自分のビジネスのエリアを拡大する上でも、強力な味方となります。
最近では、数多くの社員を抱える企業でも、社員の方に均一のノウハウを浸透させるために、オンライン動画講座を導入される事例も増えています。
オンライン動画講座を開設する上での5つのポイント
「自分の知っている」を講座という形に作り上げることは、簡単そうに見えますが、実際には中々一筋縄では参りません。
また、教えたい内容は明確なのだけれど、どの程度のパソコンを扱うスキルが必要なのか?講座の進行はどのような感じで進んで行くのか?などについて、本講座0期生で書道家の林拓鶯先生に講座の内容を語って頂きました。
ポイント1 既存のビジネスの棚卸をする
これまでにビジネスの経験をお持ちの方であれば、それはリアルな経験をどのようにオンライン動画のコンテンツとして落とし込めば良いのか?ということです。
そのためには、まず最初に慣れ親しんだこれまでのご自分のビジネスを詳細に紙に書き出すという、「ビジネスの棚卸をして頂くこと」を最初の課題としております。
また、これからビジネスを始める方には、今考えているビジネスを漠然としたイメージのままにせず、そのイメージを詳細に渡って書き出すことを行います。
ポイント2 顧客ターゲットを設定する
ご自分の知っていることが、誰のために役に立つのか?どんな悩みを持っている人に知って頂きたいのか?を改めて考えて頂きます。
ポイント1で作成したビジネスの棚卸を元に、具体的な人物像(ペルソナ)を作成し、ターゲットの考え方、ライフスタイル、時間の使い方などまで詳細に渡って書き出します。
ポイント3 ブランディング化と講座をどう見せるのか?
これまでのプロセスによって、曖昧だった講座の構成がかなり具体化してきます。
ここでは、自分目線から受講生目線へと視点の移動をして頂き、自分の伝えたいことがどのように見られるのかをシミュレーションします。
ここでは講座の詳細を煮詰めるために、ビジネスの隅々までを「言語化」する作業に入ります。
どのようなメッセージをターゲットに「刺さる」メッセージとし、自分のブランド・ストーリーを作った上で、どのようなビジュアルを組み合わせると、より伝達力が増すのかを考えて頂きます。
ポイント4 撮影と編集のスキル
この段階では、実際にパソコンを操作しながらの作業に入ります。
これまで全くPCを触ったこともない受講生さんもいらっしゃいましたが、3ヶ月という短期集中講座で見事に動画を作られています。
逆に短期集中であるが故に、マスターできるのではないか、と林先生も述べておられます。
技術よりも伝わる動画!を主眼にし、また難しいと思われる技術もステップに分解して教材も構成されているので、ほとんどの方がマスターできます。
ポイント5 マーケティングとオンライン講座の販売、配信のためのKajabiについて
ウーマンプレナでは「新ピンタレスト戦術」を基軸にマーケティングを構成しています。もちろんピンタレストだけではなく、フェイスブックやツィッターなどSNSも同時に駆使し、最終的に検索エンジンからのアクセスを増やすことを狙いとしています。
また、オンライン動画講座を販売、配信するプラットフォームとしてKajabiを利用することのメリット、そして利用の仕方の解説を行います。